さんま棒受け網漁の様子をご覧いただけます。
棒受け網(ぼううけあみ)漁
夜、光に集まるさんまの習性を利用。集魚灯を使い、網に誘い込む漁法です。 |
さんま棒受網漁は、
日没から夜明けにかけて操業します。
光に集まったさんまの大群は、
同一方向に旋回。
網へ導いたさんまを一網打尽にします。
サーチライト
真っ暗な海面をサーチライトで照らしながら、
さんまの群れを探します。
ライトに反応したさんまは、
白波が立つように飛び上り、
真っ暗闇の海面が、銀幕のようになります。
左舷(さげん)集魚灯 (魚を集める灯り)
群れを見つけたら、右舷・左舷両方の
集魚灯をつけ、魚群探知機の反応を見ながら、
さんまが集まるのを待ちます。
反応が悪い場合は、魚影が濃い群れを
探しながら移動します。
右舷(うげん)集魚灯・網
さんまが集まれば、網の準備。
左舷集魚灯のみを点け、
右舷側に網を放り込みます。
集魚灯の下を、さんまの群れが旋回します。
群れが大きい時は、密度が高くなってきます。
右舷(うげん)集魚灯 (魚を誘導する灯り)
網の準備を終えたあと、左舷集魚灯を
消しながら、右舷集魚灯を点け、
さんまを網に誘導。
赤く光る集魚灯で、
さんまを一ヶ所に集めます。
左舷側で旋回していたさんまが、
船をくぐり右舷側の網に入ってきます。
漁獲する時間帯で味に違いのでる丸干し。おいしさの秘密は手づくり・陰干し製法にあります。 |
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