一番多い時期には、一日100トンものさんまが漁獲されます。
北西の風が次第に強くなり、
ヒヨドリが群れをなして海面スレスレを飛ぶ。
この光景がさんま漁の季節が始まる兆し。 寒くなるにつれ、最盛期を迎えます。
三重県熊野市遊木(ゆき)町
三重県の南部に位置する小さな漁師町です。
この地域で三重県のさんま漁獲量の4~5割を水揚げしています。
さんま漁の歴史は古く、300年前熊野灘で 始まったと言われています。 遊木町においても 古くからさんま漁が盛んで、 30年程前には26隻。 現在は9隻のさんま漁船が出漁しています。 漁獲されたさんまは、 丸干しやさんま寿司に加工されます。 |
最近では都会に住む方々に、漁業や海の良さを知ってもらおうと、
ブルーツーリズム「遊木海と自然のクラブ」を発足。
夏には体験漁業を楽しもうと、多くの方がこの町を訪れます。
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